【IPO】セイワHDでの手堅い利確。しかし相場は「オイルショック級」の警戒感へ

トレード方針

最近のIPO市場は、正直に言えば「触らぬ神に祟りなし」といった冷え込み方ですが、その中で唯一と言えるほどまともな動きを見せてくれた銘柄がありました。先日当選していたセイワホールディングス(523A)です。

1. セイワHD(523A):欲張らずに+20%で離脱

今回のセイワHDは、事業内容も悪くないですし、同業他社のパフォーマンスも好調なものが多かったので、密かに期待はしていました。

ただ、今のこの「地合い」です。初値は1,220円と、公募価格(1,250円)を割り込んでのスタート。最近のIPOの流れを見て「やはりここもか……」と一瞬頭をよぎりましたが、そこからの買い戻しは強かった。

私は100株当選ということもあり、目標としていた1,500円(約+20%)付近まで上がったところで、迷わず利確しました。結果的に初日はストップ高(1,520円)まで行きましたが、全く後悔はありません。不安定な相場環境で、確実に利益を確定できたこと自体に大きな意味があると考えています。

2. 週末のPTSと日経平均の「底」をどう見るか

一方で、相場全体を見渡すと楽観視できる状況ではありません。

金曜日のザラ場こそ耐えているように見えましたが、時間外(PTS)では一時51,000円を割り込むような水準まで売られていました。この週末でさらに不透明感が増しています。

個人的な買い場としては、以前から意識している48,000円あたりを待っています。そこまで来れば一旦何かを拾いたい気持ちはありますが、かといって「全力買い」ができる地合いではないのが正直なところです。

3. 「作れない・売れない」コストプッシュ型の恐怖

今、市場で囁かれているのは「オイルショック並みの衝撃」という言葉です。単なるインフレではなく、深刻なコストプッシュ型の不況。コストが上がりすぎて物が売れない、あるいは「原材料や物流の混乱で物が作れない」というシナリオが現実味を帯びてきています。

製造業や半導体セクターに強みを持つ銘柄であっても、サプライチェーンが寸断されれば業績へのダメージは計り知れません。2026年は投資家にとって、かなり厳しい「忍耐の年」になる覚悟が必要だと感じています。

4. ビタブリットジャパンはあえての「辞退」

こうした相場観から、もう一つのIPO当選銘柄だったビタブリットジャパンについては、悩んだ末に辞退を選択しました。本来であれば当選は喜ばしいことですが、今の地合いで不確定要素の強い銘柄を持つリスクは取れません。

キャッシュポジションを厚くしておく方が、来るべき「48,000円」のチャンスで動けるはずです。

まとめ:守りを固めつつチャンスを待つ

現在、キャッシュ比率は高めに維持していますが、まだ「攻め」に転じる時期ではないと考えています。

  • セイワHDの利益を確実に確保
  • 指数が48,000円を試す展開まで静観
  • 実体経済の「物不足・コスト高」の影響を注視

派手なリターンを狙うよりも、まずは「生き残ること」を最優先にします。月曜日の寄り付き、慎重に見守りましょう。

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