1. 削られる含み益と、マーケットの過剰反応
2026年3月24日、任天堂(7974)の株価が前日比6%安という急落を見せました。
私は前に9,000円という良い位置で仕込んでおり、一時は10%以上の含み益を確保していました。それが今回の下げで一気に目減りしてしまったのは正直悔しいですが、この暴落の引き金となった報道を冷静に分析すると、実態よりも「ノイズ」が先行している印象を強く受けます。
2. 報道の「質」を疑う:情報の出所はどこか
今回の急落の要因は、ブルームバーグによる「Nintendo Switch 2の生産計画30%下方修正」という報道です。
しかし、投資家として冷静に判断すべきは、その記事を書いた記者の過去の精度です。今回執筆した望月崇氏は、過去にも「Switch Pro」の噂を流して外れた経緯や、公式から異例の否定を受けた過去があります。正直なところ、鵜呑みにしてパニック売りをするような相手ではない、というのが私の個人的な評価です。
3. 「減産報道」の数字に隠された矛盾
報道では「生産を600万台から400万台に引き下げた」とされていますが、任天堂の公式目標と照らし合わせると別の景色が見えます。
- 任天堂の通期販売予想: 1,900万台
- 12月末時点の累計実績: 1,737万台
- 目標達成に必要な残り: 163万台
もし報道通りに400万台生産すれば、年度末には2,100万台を超え、当初の公式目標を200万台以上も「上振れて」達成することになります。つまり、市場(アナリスト)が勝手にブーストさせた異常な期待値に届かなかっただけで、事業そのものが失敗しているわけではありません。
4. なぜ今、私は買い増しをしないのか
株価の位置としては魅力的ですし、当初は買い増しも検討しました。しかし、今の私は「静観」を選びます。
市場全体が地政学リスクやスタグフレーション懸念で「わけのわからない状態」にある今、無理にポジションを膨らませるよりも、キャッシュを手厚く持っておくことの方が重要だと判断しました。
現在はAIサーバー向けのメモリ価格高騰(RAMmageddon)による原価圧迫など、不確定要素も多い。4月のマリオ映画第2弾という強力なカタリストを待ちつつ、今は9,000円の玉を握りしめたまま、嵐が過ぎ去るのを待つのが正解だと考えています。
岐阜さんが損切したら買い増しのサインかもしれません(笑)
まとめ:記者の「煽り」より「実売数」を信じる
ファミ通の数字を見れば、日本国内のSwitch 2の普及ペースは初代の2倍に達しています。
短期的なノイズで株価が揺さぶられていますが、実態は「最高の中の調整」に過ぎません。今は無理に動かず、自分の資産を守りながら次の展開を冷静に見極めたいと思います。


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