【富士通】自己株16%消去の衝撃。DeNAの教訓と、歴史的割安圏での勝負

富士通

1. 16%消去という異次元の還元

引け後に飛び込んできた富士通(6702)の自己株16%消去というニュースには、正直驚きました。

東情勢の悪化によるコスト増や、世界的なスタグフレーション懸念でキャッシュを厚く持とうと考えていた矢先でしたが、この数字を見て思わず手が動きました。PTSで計300株を確保。今の地合いでは「飛びつき買い」のリスクもありますが、それを差し引いても期待値が高いと判断しました。

2. DeNAでの苦い経験と、富士通の違い

最近、DeNA(2432)が大規模な自社株買いを発表した際、期待して入ったものの株価が下がり続けて損切りするという経験をしました。

今回の富士通もDeNAと似ていますが、中身が決定的に違います。DeNAは将来性(ポケポケの持続性など)にどこか不安を抱えながらの保有でしたが、富士通は以前から「いい会社」として監視し続けてきた銘柄です。

直近では「アンソロピック・ショック」による懸念で売られていましたが、PERで見れば調整後で14倍を切る水準。歴史的な安値圏にある今、この規模の還元は強力な追い風になると見ています。

3. 光半導体と量子コンピュータへの期待

富士通を安心して持てる理由は、その将来性にもあります。

特に「光半導体(アイオン関連)」や「量子コンピュータ」への取り組みは、目先のノイズに惑わされない本質的な価値です。2030年という時間軸は遠く感じるかもしれませんが、株価への反映は2年スパンで進んでいくはず。需給バランスが改善するまでには時間がかかるかもしれませんが、この安値圏なら長期でじっくり付き合える確信があります。

まとめ:論理的に考えれば「買い」の一手

もし明日、期待に反して株価が上がらなかったとしても、笑って耐えられるだけの納得感があります。財務も健全で、事業内容も国策に近い。

「戦争による物価高」というマクロの逆風は依然として厳しいですが、こうした圧倒的な還元を行う優良企業を安値で拾うことこそ、今の相場で生き残る道だと思っています。

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