【成功談】疑念から確信へ。AIロボティクス(40A)で+35万円を叩き出した、私の「会心のトレード記録」と勝因分析

トレード履歴

こんにちは、二刀流投資家のDです。

昨日は、エニグモでの痛すぎる失敗談(底値売りで往復24万円の機会損失)を赤裸々に語りました。

しかし、投資は失敗ばかりではありません。 今日は、エニグモでの苦い経験とは対照的な、私の2025年のトレードの中で最も利益を出した**「大成功トレード」**の記録を公開します。

銘柄は、2024年に上場したAIロボティクス(247A)です。 (※そう、昨日「エニグモが持っていて株価が上がった」と書いた、あの会社です。実は私も個別に売買していました)

今回のトレードは、単に運が良かったわけではありません。エニグモで犯したミス(感情売買、ルール欠如)を反面教師にし、冷静な戦略に基づいて掴み取った勝利でした。


【第1章】トレードの全貌(+35万円の快感)

まずは、今回のトレード結果の全体像をお見せします。2回に分けて取引を行い、トータルで素晴らしい成果を残すことができました。

📊 AIロボティクス(40A)トレード結果まとめ

  • 総確定損益: +357,900円
  • 勝敗: 2戦 1勝 1敗
  • 取引スタイル: スイングトレード(数日〜数ヶ月の保有)

📝 1回目:ナイス損切り(-1.8万円)

春先の最初の挑戦は、タイミングが合わず早々に撤退しました。

  • IN: 2025/4/2 @ 3,912円(100株)
  • OUT: 2025/4/4 @ 3,730円(100株)
  • 結果: −18,100円(2日で見切りをつけて損切り)

ここがポイント! エニグモでは含み損を1年もズルズル引きずりましたが、ここでは「違う」と思ったら2日で切りました。この「素早い損切り」が、致命傷を避ける鍵でした。結果的に上がってますがルールを守れたのでOK。

📝 2回目:大ホームラン(+37.6万円)

夏場に再度エントリーし、これが大きな利益につながりました。

  • IN(買い):
    • 2025/7/2 @ 5,540円(100株)←移動平均タッチで購入
    • 2025/8/13 @ 5,610円(100株)←決算後のPTS下落で買い増し!
  • OUT(売り):
    • 2025/8/14 @ 6,730円(100株)←買い増し翌日に半分利確
    • 2025/9/2 @ 8,180円(100株)←残りを高値で売り抜け
  • 結果: +376,000円

平均取得5,575円から平均売却7,455円へ。株価が5,000円台から8,000円台へ急騰する波に見事に乗ることができました。

※売買金額は分割前の金額です。

【第2章】エントリーまでの長い葛藤(疑念)

実はこの銘柄、上場初期から監視はずっとしていました。しかし、なかなか買う勇気が出ませんでした。

なぜか? 正直に言います。

  1. 社長への疑念: 社長の見た目や言動が、なんとなく信じきれなかったのです。「この人、本当に大丈夫か…?」という直感的な不安がありました。ちょっとメイクしてるっぽい見た目で嘘くさそう。
  2. ビジネスモデルへの懸念: 主力である「定期購入モデル」が利用者が増えると解約者の割合も上がり、利益率が下がるのではないか?という懸念が拭えませんでした。

これらのネガティブ要素がブレーキとなり、指をくわえて見ている期間が長く続きました。

【第3章】転機と完璧な立ち回り(確信と実行)

しかし、転機が訪れます。 私が疑念を抱いている間も、AIロボティクスは「連続して良い決算」を出し続けたのです。

私は考えを改めました。「社長の見た目や私の懸念なんて関係ない。数字(実績)が全てだ」。 実績がついてきていることを素直に認め、買い向かう決心をしました。

今回の勝因は、以下の3点に集約されます。

1. PTSでの安値拾い(テクニック)

7月のエントリーは、初めの4月購入から上がってて心理的には買いづらかったのですが、移動平均線にタッチしたので少し早いかと思いましたが打診買いしました。

2. 決算確認後のPTS買い増し(冷静な判断)

8月の買い増しも、上昇を追いかけたのではありません。直前に出た決算書を確認し、「内容は良い!」と確信していました。 それにもかかわらず、PTSで株価が下がっていたため、「これは理不尽な安値だ。チャンスだ!」と判断して買い増しを行いました。感情ではなく、根拠に基づいた買い増しでした。

3. 理想的な「分割利確」(リスク管理)

買い増しの翌日に半分を利確して利益を確保しつつ、残りの100株でさらに上値(8,000円台)を追いました。欲張って全部持ち続けなかったことで、精神的に余裕を持って高値を狙えました。確かPER30~35くらいで8000円はきりがよかったのでこの辺を目標にしていました。利確はどこですればいいのかよくわかってません(笑)


【第4章】エニグモとは違う「明確な出口戦略」(ルール)

そして、私がエニグモの失敗から最も学んだこと。それが「明確な出口戦略(売却ルール)」です。

エニグモでは、いくらで売るか決めずに雰囲気で売買して失敗しました。 しかし、今回のAIロボティクスでは違いました。

「あまりにも上がりすぎて、PER(株価収益率)が30倍ぐらいになったら売る」

エントリーする前から、この明確なルールを決めていました。 そして実際に株価が急騰し、PERがその水準に達した9月初旬。私は感情を挟まず、ルールに従って最後の100株を利益確定しました。(結果的に、ほぼ天井圏での売却となりました)

まとめ:成功から得た学び

  • 初期の疑念にとらわれすぎず、出てきた数字(実績)を素直に評価する柔軟性が大事。
  • 決算書で根拠を持ち、PTSなどで生じた「理不尽な安値」を冷静に拾うテクニックが有効だった。
  • 「素早い損切り」「分割利確」「明確な売却ルール(PER基準)」を徹底することで、感情に左右されないトレードができた。

昨日のエニグモの大失敗があったからこそ、このAIロボティクスでの冷静なトレードができたのかもしれません。 「損切りは早く、利食いは遅く(大きく)」。投資の格言を体現できた、会心のトレードでした。

(※本記事は私の過去のトレード記録であり、特定の銘柄を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。)

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