先週の金曜日(1月30日)、ポートフォリオの一角だったKHネオケム(4189)をPTS(夜間取引)で損切りしました。
期待していた銘柄だっただけに悔しいですが、自分のルールに従って処理しました。 事の顛末と、今回の件で感じた会社への不満、そして今後の戦略について書いておこうと思います。
損切りの理由:許容範囲を超えた下方修正
売却の直接的なトリガーとなったのは、週末を前に会社から発表された業績予想の下方修正です。
もともと今期の利益予想は140億円でしたが、これが一気に110億円程度まで引き下げられました。
私の中では「まあ、悪くても120億円くらいで踏みとどまってくれればホールド継続かな」というラインを引いていたのですが、それをあっさりと下回ってきたため、迷わず金曜日の夜のうちにPTSで投げました。
結果として、PTSではマイナス7%付近での売却となりました。 もともと5%ほどの含み益が乗っていた状態だったので、最終的なトータルリターンはマイナス2%、金額にして約4万円の損失で着地しました。
軽傷で済んだと言えばそうですが、利益が乗っていたものがマイナスで終わるのは、やはり精神的に来るものがありますね。1.5倍くらい半年から1年くらいで行けるかと期待していたのですが。
IRへの不信感:なぜ「今」なのか?
今回の損切りを決断した最大の理由は、数字そのものよりも「会社の姿勢(IR)への不信感」です。
正直、「発表が遅すぎる」と思いました。 決算発表の数日前にこんな大きな下方修正を出してくるなんて、投資家に対してあまりにも不親切ではないでしょうか。
前回の決算の時点で、すでに業績の雲行きはかなり怪しかったはずです。だったら、そのタイミングで下方修正を出しておけばよかったのに、なぜここまで引っ張ったのか。
古い体質の会社だから仕方ない面もあるのかもしれませんが、「都合の悪い情報をギリギリまで隠していた」ように見えてしまい、投資対象としての信頼が揺らいでしまいました。
業績自体も前年比で減益となってしまいましたし、このIR姿勢では、あえて今この銘柄を持ち続ける理由はないと判断しました。
今後の戦略:キャッシュは焦らず使う
もちろん、KHネオケムが持つ「半導体フォトレジスト材料」などのポテンシャル自体は否定しません。まだ市場の認知度が低く、将来的に見直される可能性はあると思っています。
なので、来期の予想が驚くほど良かったり、株価が理不尽なほど売り込まれたりしたら、再エントリーを検討する余地は残しておきます。
ただ、足元では金、銀やビットコインをはじめ、全体相場の地合いがかなり悪化しています。
そう考えると、今回の損切りでたまたまキャッシュポジションが多めに確保できたことは、結果的にプラスだったと捉えるようにしています。
できた資金で慌てて別の銘柄に飛びつくようなことはしません。
例えば、自民党総裁選で高市さんが新総裁になった場合の「材料出尽くし」による下落局面や、半導体セクター全体が大きく調整するような場面があれば、そこで少しずつ拾っていくための貴重な弾薬として、今は温存しておこうと思います。
損切りは痛いですが、次のチャンスのための準備期間と割り切って、冷静に相場を観察していきます。
(※投資は自己責任でお願いします。)

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