最近、銀(シルバー)の価格がすごいことになっていますね。2025年の歴史的な上昇に続き、今年も高値圏での推移が続いています。
「さすがに上がりすぎでは?」「今から手を出すのは危険か?」
そんな声も聞こえてきそうですが、私の見立ては少し違います。結論から言えば、銀価格は「今後も継続して上がっていく可能性が高い」と考えています。
AIとデータセンター需要は「本物」だから
まず大前提として、私はAI(人工知能)やデータセンターの需要は、一時的なブームではなく「本物」の構造的なトレンドだと捉えています。
だからこそ、ポートフォリオの一部で半導体セクター(iFreeNEXTなど)に資金を入れているわけですが、このトレンドは半導体だけでは完結しません。
今話題のAIを支える大量のGPUやサーバー。これらを効率よく動かすためには、電気伝導率が地球上で最も高い金属である「銀」が不可欠です。データセンターのインフラや、電力ロスを防ぐための接点などに大量に使われます。
つまり、AIが普及すればするほど、物理的に銀が「消費」されていくわけです。これは、金のように金庫に保管される貴金属としての側面とは決定的に異なります。
「構造的な供給不足」と「インフレヘッジ」
さらに、供給サイドの問題も深刻です。銀の多くは銅や亜鉛などの副産物として採掘されるため、銀価格が上がったからといって、すぐに増産体制が整うわけではありません。
これに加え、昨今の世界的な地政学リスクの高まりや、ドルの価値に対する信用の揺らぎ(通貨安)から、実物資産である金や銀へ資金が逃避する「インフレヘッジ」の流れも加速しています。
「爆発する産業需要」と「解消不能な供給不足」、そして「通貨への不信」。
この3つの要素が絡み合っている以上、銀価格の上昇トレンドは、そう簡単に崩れるものではないと考えています。
次の一手:「銀関連銘柄」を組み入れる
この見立てに基づき、ポートフォリオの次の一手として、半導体に続き「銀の価格上昇で恩恵を受ける銘柄」を組み入れていきたいと考えています。
ただし、銀の現物やETFをそのまま買うのではなく、事業として銀を扱っている「株式」で狙いたいところです。
笑い話:逃した魚(東邦亜鉛)は大きかった
以前、資源価格上昇の文脈で「東邦亜鉛」を真剣に調べていた時期がありました。
これ、今だから言える笑い話(いや、泣き話?)なんですが、私が調べた後、なんと株価が2倍くらいになっちゃいまして…。いやー、めちゃくちゃ悔しいですね(笑)。完全に大魚を逃しました。
ただ、当時どうしても「買いボタン」を押せなかった理由もあったんです。
まず、会社が銀価格の変動リスクを避けるために「ヘッジ」をかけている可能性があり、銀価格の上昇がそのままダイレクトに利益につながるか分からなかったこと。 次に、財務状況が正直あまり良くなかったこと。 そして、現在の社長が内部昇格の方で、会社が劇的に変わるような期待感があまり持てなかったこと。
いろいろ考えすぎて見送った結果、大相場を逃すという…。まあ、これも「投資あるある」の失敗談ですね。しょうがない!(涙)
今探しているのは、こんな企業
そんな苦い経験も踏まえつつ、今私が探しているのは、以下のような条件を満たす企業です。
- 銀の価格上昇が直接的な利益増につながるビジネスモデル(製錬、リサイクル、高付加価値な銀製品など、ヘッジの影響が少ないところ)。
- 財務体質が健全で、業績がしっかりとしていること。
- 単なる市況株ではなく、独自の技術や強み(Moat)を持っていること。
東邦亜鉛のように市況の波に翻弄されるだけでなく、しっかりとした事業基盤を持ちながら、銀価格上昇の「追い風」も受けられるような銘柄。そういった企業を丁寧にピックアップして、ポートフォリオの新たな柱に育てていきたいと考えています。
AI・半導体と、実物資産としての資源。この両輪で、インフレ時代の荒波を乗り越えていくつもりです。
具体的な銘柄候補については、また調査が進んだらブログでシェアします。
(※投資は自己責任でお願いします。)


コメント