先日ブログにまとめた「兼業生存戦略(AI活用)」の理論を、今日の実践でどう適用したかの記録を残す。
あくまで自分用の振り返りメモだが、理論と実践のギャップを埋めるための重要なケーススタディになるはずだ。
自分の手法の核心(再確認)
時間が限られる兼業トレーダーとして、私が徹底すべきルールは以下の通り。
- AI(Gemini)に「今、資金が集中している主戦場」を特定させる。(銘柄探しの時短)
- 提示された銘柄が、「自分の得意なパターン(ど真ん中ストレート)」かどうかを、自分の目で判断する。
- 少しでも違和感や難しさを感じたら、絶対に見送る。リスク回避が最優先。
今日は、この「2」と「3」の判断プロセスが試される一日だった。
12月16日(火)9:12の状況認識
寄り付き直後、全体相場は閑散としていた。AIに状況分析を指示したところ、以下の回答が返ってきた。
(AIとのログ抜粋)
🔥 【9:12 速報】 資金集中銘柄 本命: Heartseed (219A)
- 状態: 昨日の勢いを引き継ぎ、朝から「ギャップアップ(高く寄り付く)」スタートを切りました。 (中略)
- 値動き: 激しいです。上がると見せかけて急に売られ、そこからまた急騰する「ジェットコースター」状態。 100万円忍者部隊の判断:
- 注意: **「振るい落とし(急な下げ)」**がキツイので、入るなら「押し目(下がった瞬間)」を拾うイメージで。高値掴みは厳禁です。
AIの分析は明確だった。「資金はHeartseedに来ている」。これは間違いない事実だったようだ。
私の最終決断:「見送り」の根拠
AIは「ギャップアップ」と判定し、資金集中を伝えてきた。しかし、私はこの銘柄に「入らなかった」。

その判断に至った理由は2つある。これが私の生存戦略の肝だ。
1. 自分の感覚とのズレ(期待外れの寄り付き)
AIはデータ上「ギャップアップ」と判定したが、私がリアルタイムで板を見た瞬間、「あれ、弱いな」「思ったより買いが集まっていない」という違和感を持った。自分の感覚では「ギャップダウン気味」とさえ感じた。
私の得意パターン(勝ちパターン)は、誰が見ても明らかな「強いギャップアップからの続伸」だ。もし今朝、私の感覚でも「これは強い!」と感じる始まり方であれば、飛び乗っていた可能性が高い。
AIのデータと自分の肌感覚にズレが生じた時点で、それは私にとって不確実なリスク対象となる。
2. 「ど真ん中ストレート」以外は振らない
AIの報告にあった「ジェットコースター」「振るい落としがキツイ」という表現も、見送りの決定打となった。
私は相場に張り付けない。だからこそ、「リスクを極限まで避ける」ことを最優先事項としている。
野球に例えるなら、バッターボックスで「自分の一番得意なコースに来た、ど真ん中のストレート」しか振らないと決めているようなものだ。
- 少しでも変化球(難しい値動き、激しい振るい落とし)気味だ。
- ボール気味(自分の想定より弱い寄り付き)だ。
そう感じたら、バットを振らずに見送る。それで絶好球を見逃したとしても構わない。一番避けなければならないのは、無理に難しい球を打ちに行ってデッドボール(大損)を受けることだ。
今日のまとめ
結果的に、Heartseedがその後上昇したかどうかは関係ない。寄り付きの時点で、私にとっては「難しい球」に見えた。だから見送った。それだけのことだ。
AIは「ボールが来ている場所」を正確に教えてくれる優秀なツールだ。 しかし、そのボールを打ちに行くかどうかを決めるのは、最終的には打席に立つ自分自身の感覚であり、規律である。
「難しいボールには手を出さない」。この単純なルールを守り続けることこそが、長く相場で生き残るための唯一の道だと改めて感じた一日だった。


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