私のポートフォリオの数量的な柱であり、個人的に強く推している建設DX銘柄、L is B(145A)の本決算発表がいよいよ今週金曜日、2026年2月13日に迫ってきました。
私が掲げている「時価総額100億円」というシナリオ。今回の決算は、それが市場に現実的なものとして認められるかどうかの、最初の大きな試練になります。
私自身、ここでさらにロットを張る(大きなポジションを持つ)ことを真剣に検討しています。だからこそ、表面的な数字の良し悪しだけでなく、プロの投資家のような冷徹な目で企業の深部を精査する必要があります。
今日は、私が今回の決算で絶対に外せないと考えている「4つの核心項目」についてシェアします。
1. 2026年12月期のガイダンス:値上げ効果をどう織り込むか
これが今回の最注目ポイントです。市場はもはや2025年の実績には興味がありません。「2026年の数字」を求めています。
ポイントは、2026年4月から始まる「20%値上げ」と「IU BIM STUDIO買収(約4億円)」がどう数字に乗ってくるかです。
正直なところ、値上げが期中(4月)からということもあり、会社側が最初からフルに効果を織り込んだ超強気なガイダンスを出してくるかは分かりません。最初は保守的に出してくる可能性も十分にあると見ています。
だからこそ、「売上高30億円の大台に乗せてくるか」「のれん償却をこなして増益を維持できるか」という最低ラインをクリアしつつ、会社が値上げ効果の発現時期をどう見ているか、その温度感を探る必要があります。
2. ARPU(ユーザー単価)の「上昇カーブ」
値上げを前に、会社側が「1IDあたりの単価」の推移をどう予測しているか。
単なるチャット代の値上げだけでなく、BIMコンサルティングや「タグショット」などの周辺アプリによる「単価の底上げ(クロスセル)」が、具体的な数字として見えてきているか。
値上げ効果が本格化するのは少し先だとしても、その予兆となる「上昇カーブ」の角度に注目です。
3. 「解約率(チャーンレート)」の微動
値上げを発表してからの数ヶ月間で、大手ゼネコンなどの顧客から反発や解約の予兆が出ていないか。これは非常に重要です。
理想的な水準は、これまで通りの0.5%〜1.0%以下。
もしこの低水準が維持されていれば、私の「現場のインフラだから、多少高くても抜けない(スイッチングコストが高い)」という仮説が完全に証明されます。これが確認できれば、ロットを張る際の大きな安心材料になります。
4. 「のれん償却」を差し引いた実力(EBITDA)
IU BIM STUDIOの買収により、2026年度からは「のれん償却費」が営業利益を圧迫します。これは会計上の費用であり、実際の現金流出は伴いません。
決算説明資料において、表面的な営業利益だけでなく、「EBITDA(償却前営業利益)」や「調整後営業利益」といった指標で、会社の実質的な「稼ぐ力」が示されているかに注目してください。
市場が表面的な「減益」を見て勘違いして売った時、「いや、現金は増えているから問題ない」と笑って買い向かえるか。それが問われます。
決算当日の私の姿勢
決算発表直後、PTSでの動きには左右されないように気を付けます。小型なのでどうにでも動く可能性がありますし、全く気にしません。
短期的な需給やノイズに惑わされても意味がないからです。(信用倍率なども、この規模の小型株なので特に気にしていません。)
私がやるべきことは一つ。発表された決算短信と説明資料を隅々まで読み込み、上記の「4つの核心項目」がクリアできているか、ファンダメンタルズ(企業の本質的価値)に変化がないかを確認するだけです。
今回のガイダンスが、もし値上げ効果を保守的に見積もったものであったとしても、売上高でしっかり成長(30億円の大台など)が見えていれば、ポジティブに捉えます。なぜなら、期中で上方修正される余地(伸びしろ)が残されているということだからです。
現在の時価総額57億円は、PSR(株価売上高倍率)で2倍弱。この割安水準が訂正され、時価総額100億円への道筋が見える決算になるか。
どっしりと構えてその時を待ちたいと思います。
(※投資は自己責任でお願いします。)


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