【米国株】東邦亜鉛の代わりに選んだ「銀の巨人」クー・マイニング(CDE)。資源高とAI需要に乗るための選択と、決算の注目点

CDE

今日は、私のポートフォリオに新しく加わった米国株、クー・マイニング(CDE)について、その購入理由と今後の注目点を書いていこうと思います。

実はこの銘柄、以前検討した日本の資源株「東邦亜鉛」の代わりなんです。東邦亜鉛は業績や財務面での懸念が拭えず見送ったのですが、やっぱりインフレ時代において「資源」、特に「銀」のエクスポージャーはポートフォリオに持っておきたい。

そこで白羽の矢を立てたのが、この米国の銀鉱山会社、CDEでした。

なぜ今、あえて「銀」なのか?

背景には複合的な理由があります。まず、しぶとい資源高インフレと、止まらない「悪い円安」への防衛策として、ドル建ての実物資産を持つことは必須だということ。

でも、それ以上に私が面白いと感じているのが、銀を取り巻く「構造的な需要変化」です。

これまで銀といえば、投機的な動きですぐに乱高下するイメージがありました。しかし今回は少し様子が違います。AIデータセンターや高性能な太陽光パネルなど、産業用として銀が不可欠な時代になってきています。

この「AI時代の新たな実需」が、銀価格の下値を構造的に切り上げていく――そんなスーパーサイクルを想定しています。

数ある銀銘柄で、なぜ「CDE」なのか?

では、なぜCDEを選んだのか。プロの調査レポートも参考にしつつ、私の心を動かした決定打は、同社が今まさに「変革の時」を迎えている点にあります。

まず、CDEは生産コストの固定費比率が高いため、銀価格が上がれば利益が雪だるま式に増える「高レバレッジ」な体質を持っています。歴史的な高値圏にある銀価格の恩恵を、最もダイレクトに受けられる銘柄の一つです。

そして、かつての弱点だった「高コスト体質」からの脱却が進んでいる点も見逃せません。巨額投資を続けてきたロチェスター鉱山がようやく収穫期に入り、「キャッシュを食う会社」から「キャッシュを生む会社」へと財務体質が劇的に改善しつつあります。

さらに極めつけは、ニュー・ゴールド(NGD)との巨大合併です。これにより、資産の80%以上が政治的に安定した北米(米国・カナダ)に集中することになります。カントリーリスクが低減されれば、機関投資家からの評価(バリュエーション)も一変するはずです。

市場はまだ過去の古いイメージを引きずっており、現在の株価はこれらの「変革」を十分に織り込んでいないと感じています。

運命の決算。私がチェックする「4つの数字」

そんなCDEの真価が問われるのが、間近に迫った2025年Q4決算です。プロの強気評価が崩れていないか、私は以下の4つの「核心となる数字」を冷徹にチェックするつもりです。

① 合併後の「2026年 統合ガイダンス」(最重要) 会社側が示す来期の計画が、レポート通りのバケモノ企業になっているか確認します。

  • EBITDA(稼ぐ力):30億ドルに近い数字が出るか?(もし25億ドル程度なら失望売りのリスクあり)
  • フリーキャッシュフロー:20億ドル規模が見込まれているか?

② CDE単体のQ4業績(市場予想との勝負) 銀価格が高止まりしている環境下で、足元の業績がしっかりついているかを確認します。

  • 売上高:5.5億ドル以上を維持できているか?(これより下がると生産トラブルの懸念あり)

③ ロチェスター鉱山の「完全復活」証明 かつての「お荷物」鉱山が、本当に「ドル箱」になった証拠を探します。

  • FCF黒字額:Q3の約3,000万ドルから拡大し、5,000万ドル以上稼げているか?

④ 【裏ワザ】合併相手NGDの好調さが反映されているか すでに絶好調な実績を発表済みの合併相手(New Gold)の数字が、新会社のガイダンスにしっかり上乗せされているかを確認します。もし保守的に見積もられていれば、将来的な上方修正の余地(ポジティブ)と捉えます。


決算の夜は、これらの数字を血眼になって探すことになりそうです(笑)

資源高、円安、そしてAI時代の銀需要。このトリプルメリットを享受できる銘柄として、じっくりと育てていきたいと思います。

(※投資は自己責任でお願いします。)

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